気が付くのが遅かったときに思うこと

何かあったとき、もう少し早く気がついていれば、なんとかなっていたかもしれないと思うことがある。でも、時は残酷で、過去に戻って修正することはできないので、そういう気分になったときは、改めて同じようなことが起こるなら、早めに対処しようと思った。

具体的に言うと、友人が自殺したとき、もう少し前にちゃんと話しておけば良かった。とか、何かしていれば自殺しなかったんじゃないかと考えることがある。でも、起きた後ではもう遅く、二度とその友人と遊んだりすることができないと分かったとき、呆然としてしまった。鈍感といえば鈍感なのかもしれない。

実際亡くなって、お通夜や告別式に行き、亡骸を見てようやくリアルに感じた。火葬場で一粉々の骨になったのを見た時、なんともいえない感情になった。つい最近まで気楽に話し合っていたのに、遺灰になってしまった。友達は僕より数段頭が良く、厳しい世の中でも渡り歩いて行ける力があった。

だから、こういう結果になって、とてももったいないし、悲しくなった。また、彼はいなくなったのに、世の中は平然としていて、喪失感でナイーブなっている僕に対して、現実の厳しさを教えてくれるようだった。だから、今後そのようなことが起こらないようにしたいと心に誓った。